シロアリが動き出している
本日は、牧之原市のお宅にシロアリ駆除工事に行ってきました。
日本では24種類のシロアリが発見されているそうですが、その中でも建物に被害を及ぼしているシロアリはヤマトシロアリとイエシロアリですが、最近ではアメリカカンザイシロアリの被害も増えてきています。
今回の駆除対象はイエシロアリですが、イエシロアリは塊状で大きいものでは直径1m程の巣をつくり、普通でも数十万匹、大きいものでは100万匹にも達すると言われています。
加害速度も速く被害は激烈で、乾燥した木材であっても自ら水を運んで湿らしながら加害するために被害は床下から小屋裏まで建物全体に及んでしまいます。
そのため侵入経路や建物の被害状況を把握すると共に、巣が造られていないかなどの調査が駆除と建物の補強をするにあたってとても重要になります。
調査の結果被害は2階の天井まで食害が進んでいました。
一番被害が激しかったのは侵入が確認された1階の洗面所でしたが、1階天井と2階床の間には分巣と呼ばれる巣が確認されました。
また、洗面所の壁を剥がすと柱や土台、梁、筋交などが激しく食害されていて建物の耐震性が全くない状態と言っていいほどの状態でした。
数年前から羽アリが出ていて、床がブカブカするなとは思っていたそうですが、普段使っていなかったこともあって、気になりながらも目を瞑ってきてしまったそうです。
シロアリは湿気ているところに出るからベタ基礎コンクリートなら大丈夫だと思っている建築関係の人もいますが甘く見てはいけません。
イエシロアリは先ほども書いたように自ら水を運び乾燥している新しい木材を好んで食害していきます。
さらには、ベタ基礎コンクリートであってもコンクリートの僅かな隙間から侵入したり、基礎の外を登ってくるケースもあるので安心は出来ません。
因みに今回の住宅もベタ基礎でした。
まだ動きは鈍いですが活動は始めています。
被害にあってしまう前に何も対策をしていない人は直ぐに対策をしてもらえたらと改めて思います。
