意外と知らない自宅の断熱性能
本日は、藤枝市内の築23年のお宅へ定期建物調査に行ってきました。
床下を点検すると断熱材が外れているところが数か所と床下と壁内との隙間を埋める気流止めがないことが確認できたので断熱性能が期待できないと判断しました。
最近では断熱材の種類や施工方法などが見直され以前に比べれば適切な施工が増えてきましたが、数年前までは正しく断熱材が施工されていないケースも多く、断熱材の止め金具の使用がなかったり、隙間だらけだったり、気流止めをしていないなどと効果が期待できない施工が殆どでした。
また、材質によっては経年劣化から収縮してしまう断熱材もあり、自然落下や床上の歩行などの生活振動で落下してしまうことも多くあります。
たかが断熱材と思われがちですが、断熱材の良し悪しで年間の電気代が何万円も違ってくるという試算も出ています。
特に影響が大きいのが開口部のサッシですが、冬場にサッシが結露を起こしているようなお宅ではかなり無駄に電気を消費してしまっていると考えられます。
また、室温の変化によって風邪を引きやすかったり、ヒートショックなどの健康被害も増えるという報告もあるので、実感しにくく見落とされがちですが断熱材は家や健康を守るのに重要な役割を持っているわけです。
近年は原子力発電の停止に始まるエネルギー問題やロシアVSウクライナ問題などでガスや電気代が値上がりをし続けていますが、これは今だけの問題ではなくこの先も電気代は上がっていくと予想されているので、10年20年後を考えると少しでも早い段階で断熱性能を上げることが大切になってくると思います。
因みに情報番組でも紹介されるようになったことや断熱リフォームや太陽光発電、蓄電池などに助成金制度があることから設置する住宅が増えてきています。
先ずは、自分の家の断熱性能がどうなっているのか?一度確認してみてはどうですか?
