住宅診断
新築でもある基礎ヒビ割れ
本日、建物定期点検に伺った住宅は基礎がベタ基礎工法で造られた比較的新しいお宅でした。
外観的にキレイで一見すると何も問題がないように見えましたが、点検をすると基礎にヒビ割れが確認できました。
ヒビ割れの太さはヘアークラックと呼ばれる0.3mm以下のものだったことや、立ち上がり部の上部から伸びているヒビであることから、コンクリートが固まる際の収縮によるものだと思われます。
一般的にこの程度のヒビ割れはコンクリートの性質上起こりうる範囲なので経過観察すれば良いと思いますが、ヒビ割れの数や場所によっては大きな瑕疵が隠れている場合もあるので注意が必要です。
よくコンクリートのひび割れた部位から白いものが出ていることがありますが、これはエフロレッセンスと呼ばれる現象でコンクリートの強度には影響はありませんが、内部に水が侵入していることやコンクリートの中性化が進んでいることでもあるので、内部にある鉄筋の錆びが始まる可能性が考えられます。
基礎は家を支えている重要な部位ですが、意外と見落とされがちです。
特に新築であっても0.3mm以上のヒビ割れが起きていることもあるので、基礎工事では必ず仕上がりを専門の方に診てもらうことが大事です。
また、ヒビ割れがあっても10年以内なら瑕疵保険などで直してもらえるので一度チェックをすると良いと思います。
