床のたわみ
本日建物定期点検に伺ったお宅で、気になるところなどはないかヒヤリングをさせて頂くと、廊下のたわみが気になることの話があったので場所を確認させて頂き床下の状況を見させてもらいました。
廊下の床下は床を支えている根太の間隔が広いところと狭いところが確認でき、今回のたわみは広い場所に発生していました。
あまりこのような根太の造りはないので、不思議に思いご主人に確認したところ、以前同じようにたわみが発生したために大工さんに根太を追加してもらったそうです。
写真からも分かるように廊下の床板が直貼り(下地がなく直接床材が貼られている)造りになっています。
そのために強度がなく歩行などの振動を繰り返すことによって次第にたわみを生じてしまいます。
また、昨日お話ししたように結露を生じて床板の水分が高くなることもたわみを早める要因となっているものと考えられます。
対処としては、これ以上たわみが進まないように以前のように根太を追加することが大切ですが、やはり基本的には床板を2重貼りとすると共に床の断熱材を入れてあげることが望ましいと考えます。
現在の住宅からすると手を抜いたのではと思ってしまいますが、この当時は床は直貼り造りで断熱材なども入れてない造りが一般的でした。
日常生活での支障はありませんが劣化が早まってしまう要因なので、できることであれば劣化事象が起こる前に改善をしたいところです。
