住宅診断

吉田町ー空き家管理

本日は、昨年白アリ予防工事をさせて頂いた吉田町のお客様宅へ一年に一度の建物定期点検に行ってきました。

お母様がお一人で住んでいましたが施設に入所されて現在は空家状態になっているとのことでした。

以前から年に何回かは帰省して掃除や片付けをされてきたようですが、今後この家をどうしていくか悩まれているとのことでした。

築年数が経過して所々に劣化が始まっていることもあり、誰も住んでいない家に維持管理の手間や費用が掛かり負担が大きくなっているとのことです。

解体すると固定資産の1/6減税の控除がうけられないし、売りたくても売れるような状態ではない、何より自分が過ごしてきた思い出もあるし、家族が集まる場所も無くなってしまうことも悩みの一つだそうです。

築年数が経過した家だけでなく、年数が浅くても窓を開けて換気をしたりシロアリ対策や外壁塗装、庭の手入れなどをしてあげないと驚くほど早く劣化をしていくものです。

とは言っても定期的に遠方から時間を割いて手を掛けにくるのは簡単なことではありません。

そこで最近では、定期的に空気の入れ替えや庭の掃除などをしてくれる空き家管理をする会社が増えてきています。

そこで気をつけなければならないのが、人が住んでいない空き家のお掃除をしても建物の維持管理はできないので、定期的な空気の入れ替えと共に床下に入ってシロアリ被害状況や建物の劣化などを診る知識のある管理会社に頼むことが大切です。

また、多くの方が空き家を放置をしていますが、そのままにしていると特定空家に指定されてしまう恐れがあります。

特定空家に指定される要因となる例としては次のようなものがあります。

  • 建物の破損や不朽
  • 門や看板など倒壊の危険性が恐れがある状態
  • 汚物の異臭、ゴミの放置による害獣などが繁殖し衛生上有害となる恐れのある状態
  • 建物に汚物や落書き、立木の繁殖
  • 既存の景観に関するルールに著しく適合しない状態

特定空家に指定されると固定資産税や都市計画税の金額が大幅に増額したり、場合によっては強制撤去の対応がとられたりするなど、さまざまなデメリットが発生してしまうので、早い段階から家をどうしていくのか検討しておくことが大切です。

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