床下の構造で対策を考える

本日も焼津市のお客様宅へ浸水調査へ伺ってきました。

床上には浸水はしなかったとの事ですが、外に停めてあった愛車は水に浸かりダメになってしまったそうです。

床下を調査したところ、床下15センチ~20センチくらいまでは水につかってしまったことがハッキリとわかる跡が基礎コンクリートに残っていました。

床下のつくりは最近ではベタ基礎コンクリートが殆どですが、それ以前は土だったり、砂利だったり、砂など様々な形態をしています。

今日のお宅では防湿シート敷きで、その上には石が撒かれているつくりでした。

災害から大分日が経ち石の表面は乾き始めていましたが、石の下ではまだ水分があり濡れている状態です。

特に気になるのは防湿シートの下です。

そもそもシートの下は土壌が呼吸できないことから酸化、腐敗が生じやすくカビや菌の発生、また、白アリなどの害虫の温床になりやすいという場所なので、そこに今回の浸水で排水の雑菌や有機物などが入り込むことで悪化する恐れが考えられてくるからです。

改善策としては防湿シートを取り除き乾燥させて除菌することが一番ですが費用対効果から難しく換気扇などで床下内の通気をとったり、石が敷かれている床下全域やシートの隙間から土壌へと除菌剤を散布するなど出来る対策で様子をみていくことになります。

菌類(カビなど)発生の3大条件は温度・湿度・栄養(有機物)と言われ、それに酸素が必要になります。

どれか一つでもなければ繁殖はできず、家を腐らせてしまう腐朽菌の発生も同じです。

カビは湿度60%以上くらいから繁殖すると言われているので、床下換気扇などで強制的に通気をとり乾燥させるのはそのためです。

屋外であれば日射による紫外線に当たることで繁殖することはないのですが、床下は年中日が当たらないため浸水した場合は費用が掛かってしまいますが、何らか対策をとることが大切になります。

どちらにしても除菌をしたから終わりではなく経過観察、定期点検をしていくことが良いと思います。

気になることがありましたら遠慮なく何でも聞いてくださいね。

 

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