建物のかかりつけ医

本日は、先日羽アリが発生して調査に伺ったお宅の白アリ駆除工事に行ってきました。

被害箇所は床下だけではなく室内の壁にまで食害があり内装のクロスに穴が開くほどでしたが、壁を剥がしてまでの予算はかけられないとのことでしたので、壁に穴を開けて薬剤を注入する処理を施しました。

シロアリは木材の中を食べながら移動するので、食べられていないように見える木材であっても既に加害されている可能性があるので、木材への注入処理は注意深く行う必要があります。

また、最近の住宅は壁の中に断熱材が入っている為、薬剤を流し入れることで断熱性能を下げてしまったり壁内を腐らせてしまう危険性もあり、建築の知識がないと二次的な問題を引き起こしかねません。

最近は何でもインターネットで業者を探す時代ですが、住所や電話番号がないサイトや広告専門のサイトで素性が分からない人が業者登録をしているので、依頼して来る人が建築の知識があるのか?どれだけの実績や経験があるか素性が見えないのでしっかりと確認をするといいと思います。

なかなか良い業者なのか見分けることは巧妙で難しいと思います。

業者選定は大工さんなどに紹介やご近所などに聞くなどして、かかりつけ医ではありませんが、建物のかかりつけ医を持つことが良いと思います。

それにしても最近は地震が頻発していますが、週末ごとに雨ということもあってか今年はシロアリも活発の様です。

1年に一回、建物定期点検をしましょうね。

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