業者選びで失敗しないコツ
本日はショーケース下が臭うのでネズミが死んでいるのではないか?というお問い合わせがあり調査に行ってきました。
どこかに小動物の死骸があるのではとショーケース下の板を外して様子をみましたが姿は確認できませんでした。
しかし、ショーケース下には糞が確認できたので侵入・生息をしていたのは間違いないようです。
一見すると建物内には侵入できるところはないのですが、周辺をよく確認してみるとショーケースの裏にエアコンのホースを引き込むため壁に大きく穴があり齧られて広げられているのが確認できました。
近年の建物は小動物が侵入できてしまうような隙間はないのですが、エアコン取付や給排水工事などの建築後の工事の際に隙間を埋めていなかったり、基礎に設けられた通気口に穴を開けて通し隙間がつくられているケースが多く見受けられます。
建物に係わる仕事なのですが、インターネット工事や給湯器取替工事、エアコン新設などの工事をする人は建築知識がないために、悪意もなくこのような工事となっています。
建築知識がないことによる問題は隙間があることだけではありません。
昔の住宅とは違って耐震性や断熱性など様々な工法で建てられているのでむやみに壁に穴を開けることは性能を落としてしまうことに繋がってしまうので大変な損害となってしまいます。
また、石綿(アスベスト)の規制が強化されて2006年9月以前に建築された住宅の場合は、事前調査と報告義務が求められるようになっています。
アスベストは外壁サイディングやスレート屋根、せっこうボードなどに多くの住宅で使われてきましたが、肺がん・中皮腫などのリスクが非常に高く危険であることから穴をあけるだけの作業においても事前調査が必要となっています。
家電・電気・給排水・塗装など住宅に関わることをする場合は、安いからと業者を選ぶのではなく、ちゃんとした知識があるのか確認することが大切です。
些細な小さなことでも建築の知識がある人に相談してから依頼することが失敗しないコツだと思います。
