シロアリ

矩計図を見ることが必須

今日は藤枝市の方から和室に羽アリが舞ったとお問合せがあり緊急で調査に行ってきました。

床下を確認するとシロアリの侵入の際に造られる蟻道と土台には食害が確認され、その周辺には雨漏りの跡も確認されました。

これからの季節は活動が活発になるため建物の構造耐力上主要な土台や柱などの強度が損なわれないうちに早急な駆除が求められます。

また、雨漏りの発生原因や木部の腐朽状況なども調査を行ない適切な修繕を行う必要があります。

そのためにシロアリの知識だけでなく、建物の構造の知識のある専門の業者に診てもらうことが必要となりますが、残念ながら多くのシロアリ業者は建築の専門ではないことが多いために、経験と勘に頼ってしまい建物の劣化を早めてしまう危険性があります。

また、お客様も駆除ばかりに目がいってしまい建物のことを任せて良いのかの判断を見忘れてしまうことが多いような気がしています。

写真のようにシロアリによる被害が小さく見えても雨漏りが発生していた場合は、雨漏りの発生した部位が一番食害が激しいことが多いので、床下だけの状況で判断をするのは危険です。

また、雨漏り跡はなかったとしても壁内での雨漏りは既に発生している恐れもあるために外壁の状態などをしっかり見た上で、施工方法を検討し提案することが大切です。

さらに近年の住宅は色々な建築工法で建てられているため、壁内に断熱材が入っているのか?どんな断熱なのか?気密なのか?外断熱なのか?基礎断熱?など施工に当たっては注意を払わなければならない点が多くあるので、図面を見て施工計画を立てることが大事です。図面の中でも矩計図は必須です。

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