空き家管理
本日は、10年前に白アリ駆除工事をさせて頂いたお客様より、建物の現状を知りたいので見て欲しいと依頼があり建物全体の劣化等の診断に伺ってきました。
この建物はお母さまが一人で暮らしていましたが、現在は施設に移られて空家状態のため、遠方で暮らしている息子さんが建物を管理されています。
2021年の土地統計調査の報告では、全国の空き家は867万戸に達して実に総住宅数の14%になり、今後はさらに増加していくと推測されてます。
空き家は放置されると、「雑草や悪臭などの衛生環境悪化」「景観の悪化」「不法侵入による治安の悪化」「生命・身体への被害」などの問題があるとされることから、2015年に「空き家対策特別措置法」が施工されました。
これにより、問題があると見なされた空き家は「特定空家」に指定され、固定資産税の減税を優遇を受けられなくなったり、最悪の場合は強制代執行による解体が行われてしまいます。
藤枝市や焼津市などの空き家率は平成30年の調査によると12%程度と、全国平均よりは低いものの毎年増加傾向にあるそうです。
子供は遠方に暮らし自分の世代で終わりだからと手を掛けない方が多くいますが、何れは子供たち世代が管理しなくてはならなくなるので劣化させてしまっては経済的に大きな負担を残すことになってしまいます。
建物が特定空き家とならないためには、外壁塗装やシロアリ予防、庭の草刈り、室内の換気など様々な管理を必要になりますが、遠方に居住していると、そうした管理をするだけでも大きな負担となってしまいます。
そのため空き家管理会社も増えてきましたが、単なるお掃除屋さんレベルから、私たちのように建物の知識を持って維持保全をする会社まで幅広いので、それこそ安さで選ぶのではなく管理内容や資格を有しているかなどしっかり確認することが失敗しないコツです。
家を自分の代で終わりと考えると負債になってしまいます。
将来の資産となるようにしっかり維持管理をして欲しいと思います。
