締め切るのは危険
焼津市のO様より畳が虫に食べられているから見て欲しいと連絡があり調査に行ってきました。
調査の建物は10年ほど前に亡くなった、おじいさんとおばあさんの住んでいた住居で、亡くなった後そのままの状態でおいていたので今回片付けに入ったところ畳の虫食いを発見したとのことでした。
床下に入って見ると、やはり和室下に白アリの生息が広範囲で確認でき、大引きの食害が激しくボソボソと酷かったため白アリの駆除だけでなく床組みから補修するという大がかりな工事となってしまいました。
建物は締め切っていると風が通らないため室内は蒸れてしまいカビの発生や内装材の剥がれなどを起こすと共に湿気と通気の悪さから白アリに食害されてしまうケースも多くあります。
特に畳は湿気をもちやすい材質なので白アリにやられなくてもカビにより畳の芯が弱くなり使えなくなってしまいます。
以前、息子夫婦が新築をしたことで1年程同居をして久し振りに家に戻ると、築100年を超す立派な建物が白アリにやられてしまった物件に関わったことがあります。
たった1年ですが、さくらの立派な床板や太い柱や梁などにも白アリの食害が進んでいたのです。
日本の気候上、湿度が高い為に通気を取らないとどんな立派な建物も加速的に劣化をしてしまうので、長期間使用しなくても定期的に窓をあけて管理することをお勧めします。
また、別棟・倉庫・車庫などで使用していなかったり荷物など置いたままになっていたら、年末のお掃除に合わせて空気をいれたり一度物を動かして確認するのもいいと思います。
