住宅診断
耐震性・断熱性・劣化事象
中古住宅を購入予定の方から契約前に建物がシロアリなどにやられていないか見て欲しいとのお問い合わせを頂き調査に伺ってきました
築40年は経過しているとのことでしたが、シロアリ被害の痕跡や発生している様子などは見受けられませんでした。
今回はシロアリの発生を気にしての購入前事前調査でしたが、多くは建物の状態を知るためにシロアリ被害だけでなく建物全体のインスペクション(住宅診断)をする方が増えています。
これは宅地建物取引業法の改正で2018年4月から重要事項説明において建物状況調査の斡旋が義務付けられたことによるものです。
調査の内容はシロアリの被害状況はもちろん建物の劣化事象や不具合、または、耐震性や断熱性、違法な建物なのか?などをみます。
これにより売買におけるトラブルを防ぎ売主・買主が安心できる取引が行われることを目的としています。
今回はシロアリ発生の有無についての依頼でしたが、床下に侵入したので合わせて床下の劣化事象も確認させて頂きました。
結果は基礎のひび割れや、配管の劣化、水漏れなども見受けられず問題となる劣化事象は見受けられませんでした。
唯一、写真で見るように床や壁に断熱材がないため断熱性能は極めて低いことが考えられます。
2025年には断熱性能の等級4が義務化されるなど省エネ性が高まっていることを考えると、購入後のリフォームでは検討する必要があることをアドバイスさせてもらいました。
住宅を見るうえで大切だなと思っているのは、耐震性能・断熱性能・劣化対策性能だと個人的には思っています。
一見問題なく暮している住宅であっても、意外と現在の基準と比較して大きく乖離しているかも知れません。
購入時だけでなく、今の基準に適合しているのかなど定期的に建物診断をしてもらうことも大切です。
