住宅診断
表面からだけでは分からない
本日はシロアリの予防工事をさせて頂いたお客様宅の建物点検に伺いました。
点検に入る前に奥様から”基礎のひび割れが気になる”と話があり、外周から位置を確認し床下の状況を見させて頂きました。
多くの基礎はコンクリート表面をキレイに見せる目的で化粧モルタルで仕上げで施工がされていますが、厚さが数ミリしかないために、乾燥収縮や地震などによってひび割れてしまうことがあります。
そのため、基礎が割れているかの確認するためには床下から確認する必要があります。
コンクリートの性質上、新築の基礎工事時にひび割れが起きてしまうことがあり、幅が0.3mm以下ならヘアークラックと呼ばれ直ぐに問題ないとされていますが、それ以上のひび割れの場合は一定程度の瑕疵が存するとされているので、基礎に化粧モルタルや最近ではタイル貼りなどをする前に確認することが大切です。
基礎にひび割れが起きていても、そのまま工事が進められている工事もあり、最近ではハウスメーカーの工事にも施主様の依頼で第三者のインスペクション(住宅診断)を入れるケースがあります。
中にはメーカーがインスペクションを入れる所もありますが、インスペクションは完全な第三者が入らなければ意味がないので、新築を入れる際には注意をしてもらえたらと思います。
床下を見た結果は基礎のヒビ割れはなく化粧モルタルのひび割れであることが確認され奥様も安心されている様子でした。
基礎は建物を支えている大切な部位です。
いくら耐震性の高い住宅を建てたとしても基礎が劣化してしまったら元も子もありません。
新築して10年は瑕疵保険で直してもらえるので、一度確認しておきましょうね。

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