高断熱住宅の防蟻

いつもお世話になっている藤枝市の工務店様の新築現場で防蟻・防湿シート敷工事に行ってきました。

昔の住宅と違い、今では床下がコンクリート造のベタ基礎コンクリートが一般的になっています。

工事の流れは整地後に白アリの土壌処理剤を散布し、その後防湿シートを敷いて配筋、コンクリート打設となります。

既存の住宅の白アリ予防では、コンクリート表面に薬剤を散布することになりますが、最近の高気密・高断熱住宅において床下の熱を室内に循環させる工法があるために薬剤処理ができないといった問題が起きています。

また、断熱性能を高めるために基礎に断熱材を張り付ける基礎断熱工法などもありますが、これも白アリに侵入されるリスクが高いといった問題もあるのが実情です。

そこで今回は通常の防湿シートに防蟻剤が練り込まれ効果の持続性が期待される防蟻防湿シート施工を工務店様との打ち合わせの元に採用することになりました。

これにより土中から侵入してこようとする白アリを完全にシャットアウトし、薬剤の揮発や土中への薬剤の染みだしも殆どなく長期に白アリから住宅を守ることができるので、薬剤の散布できない工法の住宅にとっては安心な施工になります。

しかし、残念ながら知らない建築会社も多いことや金額が高いこともあり、こうした住宅が増えていても多くは薬剤を土壌に散布するだけの工法がとられているのが殆どです。

何れ薬剤の効果がなくなり白アリの予防が出来ないだけでなく、被害にあってしまった時には費用的にも相当な損害となっているケースを目の当たりにしているのでとても心配になります。

作業をさせてもらった日は、太陽からの日射が強くシートの照り返しもある中での作業だったのでメチャクチャ暑く、数時間でフラフラとのぼせてしまう程でしたが、隙間なく丁寧に作業をさせてもらいました。

家に帰ってのキンキンに冷えたビールは最高でした。

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