カビ臭とその対策
本日は、いつもお世話になっている工務店様からの依頼で中古住宅の除菌・消臭工事に行ってきました。
臭いの原因は、空き家になって長く締め切っていたこともありますが、以前住んでいた方が犬や猫を室内で飼われていたために動物臭や糞尿が壁や床に染みこんでしまったことによるものです。
事前に下見に伺った時には酷い状態でしたが、次の入居者が決まったこともあり、床や、壁紙の張り替えをしてあり少しは改善されていました。
臭いは素材が持っている臭いもありますが、問題になる臭いの原因の多くは菌・カビの臭いです。
カビが繁殖するには一般的に温度20℃~30℃・湿度70%~80%それと栄養が必要となります。
私たちの汗や皮膚、ホコリなども栄養になりますが、動物などを室内で飼っていると糞尿や汗などが多くあり、カビを活発に繁殖させてしまう原因となります。
洗濯ものの生乾きが匂うのも、菌類の仕業でそれと同じです。
カビはその表面だけでなく様々な素材の中にまで入り込んでいくのでいくので、なるべくカビを発生させないようにすることが大事です。
しかし日本の気候や住宅構造からカビを生やさないというのは殆ど不可能ですから、問題となる繁殖をさせないことに気を付けて生活をすることが一番です。
その方法は、窓をあけて換気をとること、空気が長く淀む場所をつくらないようにすることです。
それと、断熱性能をあげること。
断熱性能というと何だか暖かくするイメージや省エネといったイメージになりますが、
断熱性能を上げることでサッシの結露や押入や壁の中での結露を塞ぐことができ建物の劣化を抑えられるだけでなく、カビやダニの発生も抑えることができます。
ここ最近の猛暑でエアコンに頼るわけですが、その冷風の殆どは窓や壁から逃げてしまっているので、効きが悪く、エアコンも一生懸命に冷やそうとするために無駄に電気を消費しています。
そして見えない壁の中などでは結露を起こし、カビを繁殖させてしまうので、単に省エネではなく、サッシや壁などの断熱性能を改善することが根本的な対策になるのです。
ウチは暑い家だとか、寒い家だとか、またはサッシ廻りが結露することがある家は断熱が悪い家です。
そこで冷暖房器具を使っても効果を発揮できないだけでなく、エネルギー(電気など)の無駄遣いにもなり、熱が逃げるということは結露を起こしている可能性があるということなので、先ずは断熱性能を上げてあげることが重要です。
最近ではサッシも壁を剥がさずに断熱性能を上げる商品もでていますし、床の断熱も床下からできるものがあります。
金額はそれなりにしますが、条件などが合えば助成制度も活用できますし、この先何十年も無駄な電気代を払い続けることを考えたら確実に元は取れると思います。
断熱リフォームでカビ対策にもなりますが、節電・健康・快適な暮らしをしてみませんか?
