住宅性能を知っていますか?
昨年、新築戸建住宅の住宅診断(インスペクション)でお世話になった静岡市のお客様より、シャッター式雨戸の取付の依頼を頂きました。
内容としては2階部分の3箇所の取付でしたが、そのうち2箇所は電動式、残り1箇所は手動式でというご希望でした。
今回の工事では、まだ新築して1年目なので工事においては、電動式の電気配線工事を内装に影響がでないように小屋裏で行ったり、シャッターの取付では隣家と近いので、ご近所への配慮や足場の設置でも安全に気を配りながらの作業となりました。
最近の新築一戸建て住宅では、気密性の高いアルミ製や樹脂製サッシを採用すると共に、断熱性を高めるために複合ガラス仕様が多くなっています。
その一方雨風の侵入が減ったことや建築コストを抑えることなどから2階では雨戸を取り付けない住宅が増えています。
しかし、防犯性能、防火性能、遮音性能が下がったり、強風による飛来物によるガラスの破損などのリスクが高くなるなどのデメリットも考えられます。
今回は建売住宅でしたので、こうした仕様がお客様の望む仕様ではなかったので変更することになりました。
新築の際、住宅会社を選ぶ時、建築コストはもちろんですが、多くはどの家が好きとかというデザイン性が重要視されることが多く、その他には丈夫で長持ちなどがポイントになるようです。
確かにデザイン性や丈夫さも大切ですが住宅は耐震性能・断熱性能がとても大切で、これらの性能は等級で数値化されています。
一見同じ家に見えても壁の中の見えない所で品質が全く違うのです。
建売住宅や中古住宅を選ぶときなどでは性能より立地や美観に意識がいきがちになるものですが、高い買い物で長く暮らす建物なので見た目だけでなく、住宅性能やメンテナンス性、劣化度などを専門の住宅診断士(インスペクション)に診てもらうことが大切だと思います。
安いと思った家も後から思いもかけない費用が掛かることになるかも知れませんからね。
少しめずらしい案件で、良い体験でした。
