シロアリ
リフォーム
住宅診断
地震への備え
本日は、焼津市のお客様宅に定期建物点検に伺ってきました。
シロアリの発生や水漏れ等の異常は見受けられませんでしたが、基礎にひび割れが確認されました。
阪神・淡路大震災から30年、その後2011年1月に三陸沖地震(東日本大震災)、2016年4月熊本地震、2023年1月能登半島地震と改めて地震大国であることを認識させられます。
阪神・淡路大震災の経験から2000年に建築基準法が改正されて耐震性能の向上が図られ、また、既存の住宅に関しては1981年5月以前の旧耐震基準について、耐震補強助成金プロジェクトTOUKAI-0(東海・倒壊)が2001年から実施されてきました。
それにより静岡県の耐震化率は2018年の調査では89.3%と全国平均よりも高い水準になっているそうですが、2000年の基準には達していないグレーな耐震レベルなので不安が残ります。
また、耐震性能に大きな影響を及ぼす、シロアリや雨漏り・基礎のひび割れなどの劣化事象などについては、健全であるものとして何も考慮されていないので、耐震化が進んだような安易な発表は危機感を感じます。
どんなに数字上で耐震性能の高い住宅を建てたとしても、土台や柱がシロアリの被害にあったり、基礎にひび割れがあれば建物を支えることができません。
2000年以降の新耐震であっても、また、ベタ基礎コンクリートの家であっても、被害の経験があった建物は改修工事をすることを是非してもらいたいと思います。
また、そうでない建物でも定期的な点検とメンテナンスをして地震に備えてもらえたらと思います。
