大丈夫だろうの代償は大きすぎる
本日は島田市のお客様宅へ白アリの新規調査へ伺ってきました。
羽ありが発生した場所は勝手口・和室などの1階部分だけでなく2階にも発生したとのことで侵入経路、被害の状況など注意深く調査をさせていただきました。
床下は基礎で区切られている構造のため全域を確認することはできませんでしたが、確認できた範囲には複数個所に蟻道があり、激しいところでは一本の束柱に3本もの蟻道が上がっていました。
また、その部位にはシロアリも活発に活動している様子も確認できました。
聞くところによると数年前から羽アリを見たとのことでしたが、気にはなるもののそのままにしてしまったそうです。
シロアリの羽アリはこの時期に発生しますが、多くは雨上がりの晴れた日中に一日だけ発生し、その後は何事もなかったように見かけなくなります。
しかし、シロアリが羽アリとなって出ていくのは全体のほんの一部で、その多くは食害を続けているので見かけなくなったからといって安心なんてことはありません。
たまに羽アリが怖いと思っている人もいますが、羽アリが木材を食べている訳ではありません。
問題は羽アリが出た周辺には多くのシロアリが活発に活動し生息していることです。
一年も放置すれば食害範囲が拡大してしまい、建物の耐震性を大きく落としてしまうことに繋がりかねません。
以前、建物の構造に重要な土台や柱、梁などの部材が広範囲に食害されてしまった家がありましたが、その結果雨漏りなども引き起こしてしまい直すのに1000万近く掛かってしまった事例を何件も目の当たりにしたことがあります。
まさか、大丈夫だろうの代償にしては、あまりにも大きな損失です。
みなさんも、そんなことにならないよう定期点検だけはして下さいね。
