家の定期健診のすすめ

本日は、ネズミがいるみたいなので知れないから見て欲しいと連絡があり調査に行ってきました。

小屋裏の調査では侵入経路が確認できなかったので床下からの可能性も疑い調査をしました。

するとネズミだけではなく白アリの痕跡やコウモリの死骸など他の問題も発覚したために同時に対策を講じることになりました。

築年数や建て方によってネズミやコウモリが侵入してしまう造りになっていることがあります。

また、床下の通気口が破損していたり取付が悪かったりすることもあります。

最近の住宅は気密性が高く床下通気方法も基礎パッキン工法が主流になり小動物の侵入されにくい住宅にたってきましたが、既存の住宅の多くは隙間があり、床下は写真の様にが土や砂利といったシロアリに侵入されやすい造りになっている住宅が殆どです。

暮らし方には人それぞれのライフスタイルがあるので、住宅に求められる要件もこうなければならないと決めれるものでもありません。

しかし、住宅は新築してから最後まで住み続けることを考えると、それに係る支出は人生で一番大きなものだと言っても良いと思います。

よく新築の価格が高いとか安いとか耳にしますが、それは何を基準に高い安いと言っているのか不思議に思うことがあります。

テレビだったら画面の大きさや解像度、クルマだったら排気量とか高機能などで違いがあり、カタログにもハッキリとその仕様が書かれているので比較できますが、住宅はどうでしょうか?

皆さんは何を基準に見ていますか?

例えば中古住宅だと学区、築年数、間取り、方角、そして好きなデザインの家かなどを見て、あとは価格とのバランスなんて人が多いように思います。

これは新築でも殆ど同じようなものではないでしょうか?

そこで不思議なのは住宅の命である耐震性能やこれからのメンテナンスを決める劣化性能、最近重要視されている断熱性能などの肝心な住宅の品質が疎かになっていて、意外と自分の住宅がどういう品質の家なのか?どんなメンテナンスが必要でその費用はどれくらい掛かるものなのか?どんな劣化を起こしているのか?などがあまり重要視されていないということです。

自分の住宅の品質や材質によって劣化の事象は変わり、手の掛け方も変わってきます。

また、その時の家族構成や年齢によっても手の入れ方は変わってくるものです。

何が正しく何が良いというものではありませんが、自分の住んでいる住宅の品質や劣化状態を知っておくことは、住宅を長持ちさせることができると共に不必要なメンテナンス費を掛けないで済む唯一の方法です。

先ずは、自分家の健康診断をしませんか?目を瞑っていると悪化させてしまうかもですよ!

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