住宅診断
建物の維持管理
本日は、相続された貸家の状態を知りたいとのことで建物調査に行ってきました。
相続された方は遠方に住んでいて貸家を管理するのが大変なことから、メンテナンスを検討するために調査を依頼したとのことでした。
外観には問題はありませんでしたが、シロアリの蟻道が確認されたので、建物の維持管理としては被害を拡大させないためにも早急に駆除が必要であると共に床断熱材が全く入っていないので、入居者の省エネ性や快適性の改善から断熱工事を検討されることも追加で報告させて頂きました。
引き継いだ不動産を貸家として利用することができた方であっても遠方から状態を管理するのが難しいなどから、一般的には不動産業の方に建物管理や借人とのやり取りを任せているケースが殆どだと思います。
しかし、それとは別に利用されずに何も管理がされない放置空き家が増えていることが問題になってきています。
建物の管理は最低でも庭の草取りや建物の換気、通水などを定期的に行う必要があります。
また、外壁の劣化点検やシロアリなどの床下点検、小屋裏点検、害獣侵入点検なども建物を維持していくため欠かせない重要な管理内容ですが、見落とされていることが多いことや、不動産業での管理では床下に入ってまでの点検はしないので、問題が発生されるまで放置されてしまうことが殆どです。
焼津市では平成30年で7140件、空き家率12.2%となっていて、空き家の維持管理に多くの人が直面し始めています。
空き家の維持管理には費用や時間がかかりますが、放置をして建物の劣化が進んでしまうと特定空家に指定され、固定資産税の軽減措置や場合によっては強制代執行になることもあるので、大変でもしっかりと維持管理してもらえたらと思います。
