窓をあけて換気をしましょうね
本日は、静岡市のお宅へ白アリ調査に行ってきました。
5月上旬に羽アリが発生したとのことでしたが、床下を確認すると農作業をされていた頃の道具や木材がたくさん入っていて、白アリの被害を受けてもおかしくない環境になっていました。
農業をされていた頃は農作業のたびに出し入れをしていたので、陽や風に当たり木材も乾燥でき、床下もシロアリが活動する季節には通気が取れていたと思います。
しかし、以前と暮らし方が変化したことで、木材は湿気をおびて、床下内は通気が取れなくなり今回のようなシロアリの被害となってしまったと思われます。
昔の日本の住宅は湿気や虫によって木材を傷めないように、職人の技術で様々な工夫がされてきました。
家は締め切っていると虫にやられると子供の頃に聞きましたが、今思えばそれはシロアリのことだったのだと分かります。
害虫だけではなく、食中毒などを引き起こす菌類も湿度・気温が上がるこの時期に増えだして、年間を通して6月~9月の発生が多くなります。
最近の住宅はキレイな内装なので一見すると菌なんてないように見えますが、そんな室内にもたくざんの菌やダニが存在しています。
ただ見えないだけなんです。
以前は高齢の親と同居する家が多くあり、日中は窓をあけて換気をしてくれていましたが、現代では共働きが多くなり、一日中締め切る暮らしに変わってきました。
さらには、暑さ寒さを防ぐために、建物自体も今まで以上に断熱性・気密性を高める構造になり通気がとれなくなっています。
そうした環境は、私たちが嫌うカビやダニ、ゴキブリ、シロアリなどの楽園であり化学物質による室内汚染にもなるので、出来る限り窓をあけて換気することが大切です。
