長期優良住宅制度って本当に良いもの?
本日は、いつもお世話になっている工務店さまのご依頼で床下調査に行ってきました。
数年前までは、定期的に床下を含めた家屋調査を受けていたようですが、しばらくやってこなかったため心配になり見てもらうことにしたそうです。
床下では、排水管の漏れ・白アリ等の害虫・基礎割れ・断熱材などの異常がないかを確認させて頂きましたが、特に問題はありませんでした。
点検内容を報告させて頂くと奥様も安心されたようでとても喜んで下さいました。
念のため白アリ予防は検討したいとのことでしたのでお見積りをご提示させて頂きあとはご連絡を待つことに。
建てたら建てっぱなしで、良くてたまに顔を出すくらいの建設会社が多い中で、定期的に建物点検をされていたことに頭が下がります。
最近は長期優良住宅制度によって維持保全計画を立てて定期的な点検とメンテナンスをするハウスメーカーなどが出てきました。
しかし、これは制度を利用して顧客の囲い込みを目的とした本来の目的と異なるケースが耳に入ってきます。
定期的に点検やメンテナンスをすれば、長期優良住宅でなくても家は長持ちするのは普通のことです。
長期優良住宅=点検・メンテナンスという逃げられない縛りが出来てしまうことは、子どもに高校・大学進学で費用が掛かったり、収入が減ってしまったり、そして高齢化社会で介護が必要になったりする先の見えない中で、生きづらさや経済的な不安を感じるのは私だけでしょうか?
また、建てた建築会社さんが定期点検をして、もし劣化をしていても素直に工事が悪かったというでしょうか?
定期点検やメンテナンスは家を長持ちさせるためには、とても大切なことだと思います。
それだけに優良住宅制度が本来の目的として機能するためには、点検は第三者の住宅診断会社が平等にそして適正に見る必要があると思います。
昔の大工さんは自分が建てた家に誇りをもっていたので、無償で建物を見るのは当たり前だったんです。
そうした中で今日の工務店様は未だに建てた家の点検をされてきたとのことで、私も建築士ですが家を建てるならこうした人に建ててもらいたいなと思いました。
帰り際に奥様が「なにかご縁を感じる」と言って頂きましたが、ありがたいお言葉です。
ご縁は大事にしたいもんです。
