22年以前の建物
基礎の床下通気口角部はひび割れを起こしやすい部位になります。
その一つは、コンクリートの乾燥収縮による引っ張り力が掛かりひび割れを発生させることがあります。
他には地盤地下や地震なども原因として考えられます。
コンクリートは固く強いものといったイメージがありますが、引っ張り力には弱いので反対の性質の鉄筋を入れ補強して建物を支えています。
基礎コンクリートにひび割れを起こすと鉄筋が錆びを起こす原因となり強度を低下させてしまいます。
そもそも基礎に鉄筋を入れるようになったのは1981年以降で、建築基準法で基礎の大きさや鉄筋などが明確に明示されたのは平成12年(2000年)で意外と新しいのです。
阪神大震災などの地震を経験し検証することで、建築基準法は法改正されて今に至っています。
ですから、ひび割れの原因は地盤沈下、乾燥収縮、施工不良等だけでなく建築した年数によっても考えられることになります。
それによって補修の方法も変わってきますが、どちらにしても基礎のひび割れを放置することは建物の安全性に著しい問題となるので、安易に考えず早い対策をすることが大切です。
